WiMAXはどうやって選ぶの?
モバイルルーターの申し込みを検討している方の中には、
様々な通信サービスがある中で、WiMAXとは一体どんなサービスなのか分からないという方も多くいるかと思います。
WiMAXのトリセツでは、そんな方の為にWiMAXの特徴を詳しく説明していきます。
さらに、現在20社以上もあるWiMAXプロバイダの中から、
どのプロバイダで申し込めば一番おトクにWiMAXが申し込めるのかを徹底的に解説します。
是非参考にしてみてください!
WiMAXって何?
WiMAXとは、携帯電話の4GやLTEなどと同じ無線通信技術の一つ。
2009年にKDDIグループのUQコミュニケーションズによりスタートしたモバイルインターネットサービスです。
WiMAXは現在累計契約者数が2,000万人を超える人気のWiFiサービスとなっています。
外に持ち運びができるポケットサイズの小型ルーターでWiMAXの電波を受信し、
スマホやタブレットなどの機器とWiFiを接続できる仕組みとなっています。
ポケットサイズの小型ルーターのみでなく、自宅や会社に置いておく、ホームルータータイプの機器もあります。
ホームルータータイプのWiMAXのメリットは、固定回線とは異なり、コンセントに挿すだけですぐに使用出来ることです。
その為、工事不要で届いた日からすぐに使う事ができます。
WiMAXは、電波の届くエリアならどこでもインターネットが使えるのが特徴です。
WiMAXの利用可能エリアと速度
WiMAX利用エリアについて
WiMAXは現在日本全国どこでも利用することが出来るサービスです!
WiMAXの利用可能エリアはUQ WiMAXの公式ページにて確認することが可能です。
利用希望エリアを検索すると下図のようなエリアマップが表示され、エリア判定を見ることができます。
ピンク色に塗られている箇所が繋がるエリアとなります。
引用:WiMAX(ルーター)のサービスエリア|UQ WiMAX
また、こちらの確認ページでは、実際にWiMAXを利用したい住所を入力すると、その住所で電波が繋がるか確認できる「ピンポイントエリア判定」も可能ですので、心配な方はそちらも試してみると良いでしょう。
「ピンポイントエリア判定」にて判定結果が「〇」だった場合、万が一繋がらなかったらキャンセルできるというサービスもあるので安心です。(通常は8日以内キャンセル無料、GMOとくとくBBは20日以内キャンセル無料)
WiMAXの通信速度について
WiMAXの通信速度には、「最大速度」と「実効速度」という違いがあります。
各プロバイダの公式ページで端末スペックを確認すると、「最大速度」のみ記載されておりますが、常にこのスペックで使用できるとは限りません。
例えばW06の場合は最大1.2Gbpsとなっており光回線並の速度です。
実際に利用する際の速度を実効速度といいますが、その速度はよくて「100Mbps」ほどです。
「最高速度」と「実効速度」には大きな乖離があるように思えますが、「実効速度」である「100Mbps」では一体何ができるのかよく分かりませんよね。
ですので、Webサイト閲覧や、動画視聴などにはどのくらいの通信速度が必要なのかをまとめてみました。
この表を見て分かる通り、「実効速度」である「100Mbps」ほどの速度であれば
LINE・YouTube・Zoom会議など、ほぼ何でも問題なく利用できます!
WiMAXプロバイダは20社以上ありますが、
どのプロバイダもUQ コミュニケーションズを同じサービスを利用している為、
通信速度と利用可能エリアに違いはありません。
WiMAXで利用できる回線について
WiMAXのサービスで利用可能な回線は2つあります。
「WiMAX2+」と「au 4G LTE」の2種類です。
この2つの回線は、WiMAX端末の本体から通信モードを変更し、簡単に切り替えられることができます。
WiMAX2+は現在のメイン回線として使用されています。
WiMAX2+は高周波の為、より高速な通信ができるのが特徴です!
対して、au 4G LTEはauで使用されているLTE回線になります。
最大速度はWiMAX2+と比較すると劣りますが、
障害物に強い周波の為、WiMAX2+が苦手とする、地下鉄や地下街でも繋がりやすいのがメリットと言えます。
利用環境によって、WiMAX2+とau 4G LTEを使い分けるのが賢い使い方と言えます。
WiMAXの速度制限について
WiMAXは、データ無制限プランにおいても、
一定のデータ量を超えると速度制限がかかります
データプランごとに速度制限が発動するパターンは下記の通りです。
【データ無制限プランの場合】
・3日間で10GBを超える通信を行った場合
・ハイスピードプラスエリアモードでひと月7GBを超える通信を行った場合
【通常プランの場合】
・ひと月7GBを超える通信を行った場合
それぞれこの条件に当てはまった場合は最大速度128kbps~1Mbpsまで速度が落ちます。
とはいえ速度制限がかかった状態でも、全くネットが使えないわけではなく、通常時よりやや遅くなるくらいです。
高画質動画やオンライン対戦ゲーム等でなければ大抵は問題なくインターネットが使える状態になります。
auスマートバリューmineを解説!
WiMAXでは、同じKDDIグループであるauのスマホとWiMAXをセットで利用することで、
auの毎月スマホ代が最大1,000円割引となる「auスマートバリューmine」というサービスがあります!
このサービスに関しては、プロバイダによって受けられるかどうか変わってくるため、申し込み前に確認する必要があります。
auユーザの方にとってはありがたいサービスですよね。
WiMAXを最もおトクに使うには?
WiMAXプロバイダは20社以上ありますが、その料金や特典は様々。
間違ったプロバイダで契約してしまうと、契約期間全体の総額費用が約4万円ほど損してしまうケースも!
WiMAXのトリセツでは、皆さんが一番おトクにWiMAXを申し込めるよう、選ぶ際のポイントをご説明いたします!
基本的には料金が安いプロバイダで申し込めば一番おトクに申し込めますが、細かくは6つの比較ポイントがあります。
①月額料金
②料金プラン
③キャンペーン
④契約後のサービス
⑤支払い方法
⑥発送の早さ
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
月額料金が最も安いプロバイダは?
結論、3年間の契約期間でかかる総額費用が最も安いのは「GMOとくとくBB キャッシュバックプラン」!
「実質月額料金」とは、3年間でかかる総額を毎月で割った料金のことです。
たまにBroad WiMAXが最安と謳っているサイトもありますが、そこではGMOとくとくBBのキャッシュバック金額等が含まれていない計算になっているので要注意。
キャンペーン金額も含めた実質月額料金の最安値はGMOとくとくBBになります。
料金が安いだけでなく、新機種の端末料金が無料なのも嬉しいポイントですね!
キャンペーンについて
WiMAXのキャンペーンには大きく分けて2つ「キャッシュバック」と「月額料金割引」があります。
キャッシュバックキャンペーンの金額はまちまちですが、最大3万円のキャッシュバック金額を超えるプロバイダもあります。
高額キャッシュバックを受け取ることで、WiMAXの総費用をかなり抑えることが可能です。
ただしキャッシュバックのキャンペーンには申請が必要となりますので、申請が面倒と感じる方や、
申請を忘れてしまいそうで不安という方は月額料金割引のキャンペーンがおすすめです。
月額割引キャンペーンについては、キャッシュバックのような手続きは不要なので、
簡単におトクにWiMAXを利用したい方向けと言えるでしょう。
GMOとくとくBBでは「キャッシュバックキャンペーンプラン」も「月額料金割引」プランも最安値ですが、2プランの実質月額料金の差は100円ほどになります。
面倒な手間を省き確実に安く申し込みたい方にはGMOとくとくBBの月額料金割引プランがおすすめです!
支払い方法について
WiMAXの支払い方法には「クレジットカード払い」と「口座振替」の2種類があります。
ほとんどのWiMAXプロバイダはクレジットカード払いのみですが、いくつか口座振替可能なプロバイダもあります。
ただし
口座振替の審査は非常に厳しい且つ時間がかかる為、可能な限りクレジットカード払いがおすすめです。
それぞれのWiMAXプロバイダの支払い方法をまとめました。
申し込みから端末受け取りまでのスピード
各プロバイダの端末到着タイミングをまとめました。
一部プロバイダを除きほとんどのプロバイダが最短で申し込みの翌日には端末が届きます。
最短で、というのは申し込み時間帯が遅くなると当日の発送ができないという意味で、配送地域により到着日が変わるというものではありません。
WiMAXは固定回線とは違い、届いたら電源を入れるだけですぐに繋がるので、お急ぎの方にも非常におすすめです!
WiMAXのまとめ
WiMAXは簡単に持ち運びができ、電波の入るエリアであればカフェや旅先などどこでも好きな場所でインターネットを楽しめるのが特徴です。
難しい設定やデータ制限も無く、気軽に使えるWiMAX。
在宅ワークやオンライン授業などが増えてきた今、インターネットの利用はWiMAXが最適だと言えるでしょう。
自宅でも使え、カフェで仕事や勉強がしたくなった時にはポケットサイズの端末を持って行くだけ!この機会に是非試してみてくださいね。