解約手数料の仕組みを初心者でも分かりやすく解説!事前に知っておくべき注意点も解説します

プロパイダの変更などで契約しているWiMAXを解約したいという方もいるでしょう。解約するためには、書類などが必要なのか、解約金がかかるかなどは、気になる部分です。解約について、知識がないと損をしてしまうかもしれません。 今回は、WiMAXの解約手数料の仕組みについて、解説していきます。解約に必要なものや違約金がどのくらいかかかるのかなどを知っておきましょう。

WiMAXは解約できるの?

WiMAXをプロパイダで契約すると、ほとんどの場合、契約年数が3年などに設定されています。WiMAXは基本、契約更新月で、契約を更新せず解約できますが、契約年の途中でも解約することができます。契約が残っている間は、違約金がかかるため、解約のタイミングには注意が必要です。

事前に準備したい解約に必要なものは?

WiMAXの解約にあたって、必要なものは基本的にはありません。解約の基本手順は、電話でのオペレーターによる解約処理やオンラインでの解約手続きとなります。本人確認を必要とするため、契約時の書類などがあるとスムーズに手続きが進むでしょう。

申請書のプリントアウトや書面の提出が必要なプロパイダもあります。契約しているプロパイダの解約方法をあらかじめ確認しておきましょう。

契約更新月を知っておこう

WiMAXの契約は、基本的には3年単位です。3年が経過し、解約されなければ、契約が更新される月を契約更新月と言います。WiMAXの解約において、契約更新月は重要です。いつが契約更新月なのかを把握することが求められます。

契約更新月は契約月から37ヶ月目

WiMAXのプロパイダのほとんどは、契約月の翌月を1ヶ月目とし、3年の契約年数を数えます。契約更新月は、1ヶ月目から36ヶ月後の37ヶ月目になります。

契約更新月

3年後の契約更新月を覚えておくのは難しいでしょう。契約更新月は、会員専用ページやサポートセンターへの問合せ、お知らせメールの設定などで、把握することができます。解約を考えたら、まず契約更新月を調べましょう。

契約更新月に解約しないと違約金がかかる

現在のWiMAX回線であるWiMAX2+は、契約更新月に解約しないと、違約金が発生します。契約から早く解約するほど、違約金が高くなるため、契約更新月にできるだけ近い時期に解約する必要があります。解約にお金をかけたくないという方は、契約更新月での解約が必須です。

違約金はいくらかかる?

「今すぐWiMAXをしたい」という方や将来的な解約を考えている方は、違約金がどのくらいかかるのか気になるでしょう。違約金は、解約をするタイミングによって変わります。タイミングによっては、大きな出費になるため、注意が必要です。

WiMAX回線は2020年3月31日で終了

WiMAX回線には、旧WiMAXとWiMAX2+があります。旧WiMAXは、2020年3月31日で終了することが決まっており、WiMAX2+に全面移行します。2018年9月30日で新規加入も終了しています。

旧WiMAXを使っている方は、2020年3月31日までに移行する必要があります。移行のタイミングによっては、違約金がかかるため、違約金を確認しておきましょう。

WiMAX回線の違約金

解約月と違約金の関係
・1~11ヶ月目 9,500円(税抜)
・12ヶ月目 0円
・14ヶ月目~24ヶ月目 5,000円(税抜)
・25ヶ月目 0円
旧WiMAX回線の多くは、1年毎に違約金が0円の月があります。11ヶ月目までが9,500円、14ヶ月目から24ヶ月目までが5,000円であることが多いです。旧WiMAX回線の終了まで使うと、無料であるため、限界まで使うのも一つの方法でしょう。

プロパイダによっては、旧WiMAXからWiMAX2+への移行キャンペーンを行っている場合もあります。違約金や機種代金などが0円で、WiMAX2+のプランに移行できます。将来的に移行する場合は、キャンペーンを利用して、早めに移行するのがおすすめです。

WiMAX2+回線の違約金

解約月と違約金の関係
・1~13ヶ月 19,000円(税抜)
・14~25ヶ月目以内 14,000円(税抜)
・26ヶ月目以降 9,500円(税抜)
更新月 0円
UQコミュニケーションズの違約金を例に挙げると、1~13ヶ月目19,000円、14~25ヶ月14,000円、26ヶ月目以降9,500円となっています。1年での解約は、非常に高額になるため、注意が必要です。

また更新月を逃してしまった場合、それ以降次の契約更新月がくるまで、9,500円かかるため、更新月でしっかり解約するようにしましょう。

プロパイダごとに違約金に違いがある

プロパイダごとに違約金や解約システムに違いがあります。解約手数料がプラスされる場合や契約満了までに残った料金を一括で請求する場合などがあります。

違約金について、Webサイトに大きく示されていないことも多いです。不明点があれば、使っているWiMAXのプロパイダに問い合わせるのが、最善の方法と言えます。

各プロバイダの解約方法と注意点

契約更新月や違約金について解説したところで、主なプロパイダでのWiMAXの解約方法を見ていきましょう。また解約にあたって、解約申込み締切日に注意する必要もあります。解約方法と合わせて、注意点も確認していきます。

UQ WiMAX

UQコミュニケーションズのUQ WiMAXを解約する場合は、UQお客様センターへの連絡が必要です。月末指定の解約予約もできるため、解約の予定がある時は、早めに解約を予約しておきましょう。

BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAXの解約は、カスタマーサポート インフォメーションデスクで受け付けています。当日に解約したい場合は、16時30分までの受付となることには注意が必要です。解約には、BIGLOBE IDを使います。問合せの電話をする前に控えておくと、スムーズに手続きが進みます。

So-net WiMAX

SO-net WiMAXは、オンラインでの手続きとなります。Webで解約を申し込むだけで簡単に解約が完了します。So-netの会員を退会することでも、解約可能です。その場合、すべてのサービスから退会になることには注意しましょう。

Broad WiMAX

Broadサポートセンター解約専用ダイヤルに連絡することで、解約することができます。解約受付は、毎月25日となっています。更新月の25日までに忘れずに解約手続きを行いましょう。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBの解約は、会員ページ・BBnaviでの手続きが必要です。契約更新月では、BBnaviにある解約ボタンから簡単に解約できます。契約更新月以外の月の場合は、GMOとくとくBBお客さまセンターへの問合せが必要です。解約申込み締切日は20日となっています。

解約申込み締切日に注意

解約は、解約した日に契約が解除されるわけではありません。プロパイダごとに解約申込み締切日が設定されています。締切日に申込みが間に合わないと、次の月に解約手続きがずれ込むため、違約金と月額が発生してしまいます。

月の20日から月末の間で、締切日が設定されていることが多いため、契約しているプロパイダに問い合わせるか、Webサイトで調べておきましょう。

キャッシュバッグキャンペーンを確認しよう

WiMAXの契約には、キャッシュバックキャンペーンを利用できる場合があります。契約から1年後などに、現金またはギフト券でキャッシュバックされるキャンペーンです。基本料金からキャッシュバックを差し引くと、月額料金が実質安くなるため、お得なキャンペーンと言えます。 ただキャッシュバックを受け取る前に解約してしまうと、月額が安くなるメリットを受けられません。キャッシュバックをいつ受け取ることができるのかも、解約前に確認しておきましょう。

まとめ

WiMAXの違約金は、契約更新月以前や以降に解約すると、発生してしまいます。早い段階での解約ほど違約金が高くなるため、注意が必要です。解約にあたっては、申込み締切日を過ぎないようにしましょう。プロパイダの変更などWiMAXを解約する際は、できるだけ費用がかからないように解約してくださいね。

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