クレードルについて知ろう!活用法と購入方法の裏技教えます!

モバイルwifiを利用していると、移動中や出張、旅行などで気がねなく通信ができます。いつもどおり動画の視聴ができますが、意外とふだん気を払わないけれど重要なこととして、「モバイルwifiの端末の電池」があります。モバイルwifiは小さく軽量なため、持ち運んで利用することも多いと思いますが、充電はほとんどが5~10時間となっています。

充電が切れたときに、クレードルを利用して充電するとたいへん便利となっています。 「クレードルがなくてもモバイルwifiは充電できるし、わざわざお金だして買わないよ」という方にも今回の記事を読んでいただきたいです。実はクレードルに知られざる使い方があったんです。 まずはクレードルっていったい何? という方に向けて、ご説明していきます。

クレードルとは?

クレードルとは端末を充電しながら置くことができる台となっています。

クレードル

モバイルwifiの端末を購入するときに「クレードル」をセットで購入することができます。 また、購入時に不要だなと思って買わなかった場合でも、別売りでAmazonなどで購入することができます。必要に応じて購入するかどうかを検討しましょう。

クレードルのメリット

クレードルのメリットとして、モバイルwifiを固定することができます。そのため、モバイルwifiをあまり外で使用しない、持ち運びのしない方におすすめとなっています。

クレードルを利用するメリットとして、有線LAN接続が可能にあることがあげられます。最近のパソコンやスマホでは、機器単体でwifiを利用できるようになっています。 しかし、長く使っているデスクトップPCなどでは、wifi機能がついていないことが多いです。そういった機種では、有線のLANポートが必要となります。クレードルを準備すれば、クレードルに搭載されている有線LANポートを利用し、モバイルwifi経由でインターネットに接続することができるようになります。

従来のインターネット通信では、光回線やADSLといった固定回線がメインでした。これらの固定回線は通信の安定性や通信速度に十分な性能を有していますが、回線の設置や移設、解約などにはその都度お金がかかるというデメリットがあります。仕事の都合などで引っ越しが多かったり、出張先に長く滞在するなどという場合は、こういった光回線やADSLという従来の固定回線の代替品としてモバイルルーターとクレードルのセットを使うことができます。

以上が、クレードルを利用する1つ目のメリットとなっています。 モバイルルーターは設定工事に時間もお金もかかりませんので、急いで利用したい方には大変便利なサービスとなっています。

クレードルを利用する2つ目のメリットとして、すでにある固定回線から、wifiスポットを作れるということがあげられます。 ふつう、自宅の固定回線を利用して、自宅内にwifi環境を作る場合は、固定回線から据え置き型ルーターに接続し、そのルーターをアクセスポイントとして使う必要があります。 クレードルを使うことで、モバイルルーターを、この据え置きルーターの代替品にすることができます。

一人暮らしをしており自宅にあまりいない人などは、固定回線をずっと使う必要がありませんよね。あるいは、自宅ではゲームや動画配信などをするので固定回線が必要だけど、出先ではモバイルルーターを使いたいなど、2つの回線を契約する場合などあるかもしれません。 このような場合は、モバイルルーターに使用できるクレードルを、自宅の固定回線の据え置き型ルーターとしても使用することで、ルーター代を浮かすことができます。

また、出先のホテルのネット環境がwifiではなく有線しかない場合なども、クレードルを持ち運ぶことで無線として利用することができます。

おまけとして、クレードルを利用したライフハックをご紹介します。 モバイルwifiは小さく便利なのですが、一方で置いた場所を忘れて探せなくなってしまったり、充電するのを忘れたりすることが起きます。クレードルを購入し、帰宅後必ずモバイルwifiをクレードルにセットするという習慣をつけることで、モバイルwifiの置き場所や充電などについて忘れることがなくなります。 モバイルwifiはずっと電波を飛ばしているので、家の中のどこかでなくしてしまっても探しにくいですよね。そんなときのためにも、クレードルを準備しておいてはどうでしょうか。

また、クレードルにしっかり設置して充電することで、充電ケーブルの断線なども防ぐことができます。

クレードルで速度が速くなるわけではない

クレードルは端末の充電に使用する機器となっています。使用箇所は充電だけとなっているため、一般的にクレードルを併用することでネットの通信速度が速くなるわけではありません。

ただし例外的に、「WX03」の機種におけるクレードルは、内部に拡張アンテナがついていることを特徴としていました。 クレードルは固定回線を無線にしたり、あるいは無線であるモバイルwifiを有線化するなど大変すぐれた機能を持っていますが、通信速度に関してはさほど影響をあたえません。 「家でモバイルwifiを利用しているけど、いまいち通信速度が遅いから、クレードルを購入しよう」という方にはお勧めできません。

Amazonで後から購入も可能※アダプタがない場合があるので要注意

基本的に、クレードルはモバイルwifiの契約時にセットで購入する人がほとんどだと思います。

ただし、W05に限らず、WiMAXではどの機種でもクレードルを別売りで購入することができます。もっとも手軽なのはAmazonを利用することです。値段ですが、利用している機種にもよりますが1,000~3,000円程度となっており、手の届きやすい価格です。 端末とセットで購入することが多いと思いますが、端末と同時に購入してしまうと、キャッシュバックの金額が減る場合があります。プロバイダなどの契約によるためしっかりと確認をしておきましょう。 その場合は、モバイルwifiの端末とクレードルをあえてセットで買わずに、キャッシュバックを満額もらい、後から個人で購入するという方法をとりましょう。総合的に、得をすることができます。

クレードルはAmazonの販売の他にも、家電量販店でも取り扱いしていることがあります。カードでポイントを貯めていたりする場合、よく使う家電量販店でクレードルを探してみるのもいいかもしれません。 ただし、クレードルを個別に購入する場合は注意点があります。それは、「自分が使用しているモバイルwifiにあったものを購入する」ということです。購入前にしっかりと、現在使っている機種名を確認しましょう。 機種名は、本体の外側、購入時の外箱、取り扱い説明書などに記載がありますので、忘れずにチェックしていきましょう。

まとめ

クレードルについて、ご紹介させていただきました。クレードルについて、新しい発見はあったでしょうか。もちろん、契約時にセットで購入することは問題ありません。そうすればクレードルの機種を間違えることもありません。 ただ、今回ご紹介したようにクレードルは個別に購入することもできます。そのためクレードルの使い方を知ったうえで、必要かどうかを判断し、「クレードルがないとやっぱり不便」「ちょっと使ってみようかな」と思った場合に買い足す、という方法でも遅くないでしょう。

引っ越し先などに住んだばかりで、「固定回線をひいたけど、無線化するルーターをなくしてしまった」という場合などは、クレードルを利用して、固定回線を無線化するとよいでしょう。

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