WiMAXのグローバルIPアドレスオプション利用でオンラインゲームも利用可能!

現在ほとんどのゲームがインターネット回線を使用した対戦や協力プレイを採用しています。ニンテンドースイッチやプレイステーションなどで、オンラインゲームをしているという方も多いでしょう。

オンラインゲームをやろうとした時に、上手く接続できなかったことはありませんか。オンラインゲームを楽しむためには、グローバルIPアドレスが必要になるためと考えられます。今回は、グローバルIPアドレスについて解説し、オプションを付けることができるプロパイダを紹介していきます。

グローバルIPアドレスがないとオンライン対戦型ゲームができない?

グローバルIPアドレスは、インターネットに接続するために必要な住所と言い換えることができます。オンライン対戦などでつながるためには、インターネット回線が自分のパソコンやWiMAXなどの機器を、この住所を利用して見つけることが前提となっています。

グローバルIPアドレスが割り当てられていない場合は、インターネット回線が機器を見つけることができず、オンライン対戦ができないことになります。ニンテンドースイッチなどでオンライン対戦ができない原因の一つとして、グローバルIPアドレスが割り当てられていない可能性があります。

グローバルIPアドレスって何?

グローバルIPアドレスがないと、オンライン対戦を楽しむことができません。ただグローバルIPアドレスが何かピンときていない方もいるでしょう。そこで、対となるプライベートIPアドレスと合わせて、グローバルIPアドレスについて詳しく解説していきましょう。

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの違い

IPアドレスには、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの2つがあります。IPアドレスは、インターネット上の住所です。機器と通信の目印になるため、検索などに対する信号がIPアドレスを目印に返ってくることで、インターネットが成り立っています。

グローバルIPアドレスは、世界中の機器1台1台に割り振られたIPアドレスです。インターネットやオンラインゲームなどオープンな通信をするために、必要となります。

グローバルIPアドレスに対して、プライベートIPアドレスは、主にルーターに割り振られています。プライベートIPアドレスによって、社内や家庭内の機器の通信を仲介することで、それぞれの機器でインターネット回線を使用することができます。外部の通信にオープンでないため、オンラインゲームの通信が上手くいかないと言えます。

グローバルIPアドレスが足りない?

IPアドレスは、以前はWiMAXをはじめとしたほとんどの機器に、グローバルIPアドレスとして固定で割り振られていました。12ケタで構成されるIPアドレスは、数十億通りがあるため、世界中の機器に対して、十分な数があると考えられていました。

しかし以前に比べて、通信技術の発展によって通信機器が爆発的に普及し、IPアドレスの需要が増えていきました。その結果IPアドレスが足りなくなる可能性が出てきたため、機器に固定して割り当てられたグローバルIPアドレスとは別に、接続の都度、内部用のアドレスが自動的に割り当てられるような仕組みができました。これがプライベートIPアドレスです。 これまでグローバルIPアドレスが割り振られていたWiMAXも、プライベートIPアドレスとなっています。この仕組みを知らずに、WiMAXでオンラインゲームをしようとして、上手くいかないことも多いようです。

WiMAXでグローバルIPアドレスを使うためにはオプション加入が必要

WiMAXでグローバルIPアドレスを利用するためには、オプション契約をする必要があります。プロパイダごとにオプションサービスを提供しています。オンラインゲームを楽しみたいという方は、あらかじめオプションを確認しておきましょう。

オプション加入には、事前の申込みは必要ありません。接続先をオプション用に変更することで自動的に月額に利用料が加算される仕組みです。

グローバルIPオプションが利用できる主要プロバイダーは?

全てのプロパイダでグローバルIPオプションを利用できるわけではありません。せっかく契約したのにオンラインゲームができなかった、などとならないように、あらかじめプロパイダをしっておくことが大切です。グローバルIPオプションを利用できる主要プロパイダを紹介していきます。

UQコミュニケーションズ

UQコミュニケーションズでは、WiMAX2+に対応したグローバルIPアドレスオプションを月額96円で提供しています。一つのグローバルIPアドレスを共有できるNAPTという仕組みを採用しているため、複数の機器で通信可能です。

Broad WiMAX他5社

Broad WiMAX・DTI WiMAX・So-net WiMAX・nifty WiMAX・BIGLOBE・GMOとくとくBBも、UQコミュニケーションズと同じく、月額96円でグローバルIPアドレスオプションを利用することができます。GMOとくとくBBとBIGLOBEについては、おすすめWiMAXプロパイダとして、次で詳しく紹介します。

あなたが選ぶべきWiMAXは

グローバルIPアドレスオプションを利用できるWiMAXの中でも、特におすすめしたいのが、GMOとくとくBBとBIGLOBEです。グローバルIPアドレスオプションの料金は、プロパイダごとに違いはありませんが、料金などに違いがあります。グローバルIPアドレスオプションの他に、何を求めるかが重要です。

GMOとくとくBB

GMOが運営するとくとくBBは、運営実績20年のプロパイダで、提供した回線は100万回線に上ります。34,000~38,000円のキャッシュバック(キャンペーン月によりキャッシュバック金額が異なります)や端末機種代0円、端末送料0円など、安く快適にWiMAXを利用することができます。

ギガ放題プランであれば、通信量による速度制限がないため、グローバルIPアドレスオプションを利用することで、オンラインゲームを存分に楽しめます。機器のタイプやカラーもいくつかあるため、自宅の雰囲気や用途に合わせて、選んでみましょう。

とくとくBB

まとめ

グローバルIPアドレスは、オンラインゲームを楽しむために必要です。世界的に不足しているグローバルIPアドレスは、通常のWiMAXには割り振られなくなっています。グローバルIPアドレスを利用するためには、グローバルIPアドレスオプションに加入することが必要です。

グローバルIPアドレスオプションを提供しているプロパイダには、GMOとくとくBB、BIGLOBEなどがあり、月額96円で統一されています。WiMAXを利用して、オンラインゲームを楽しみたいという方は、グローバルIPアドレスオプションを提供しているプロパイダで契約しましょう。

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