室内で使えるWiMAX高速通信の裏技をご紹介!「5GHz」とは?

「WiMAXってホントにちゃんと繋がるのかな~」と料金よりも電波の強さや繋がりやすさを気になってはいませんか?その答えですが、WiMAXは「基本的に問題なく繋がります!」

以前はWiMAXといえば室内の電波の弱さと繋がりにくさが弱点ではありましたが、2020年現在はアンテナの基地局の数も30,000局を超え、機種自体の性能も毎年向上しています。そのため、基本的には室内でも普通に繋がります。

今回は、それでも「電波が弱くてなんとかしたい」という時に使える、今のWiMAXだから使える簡単「裏技」をご紹介します。

WiMAXの電波ってそもそもちゃんと繋がるの?

とはいえ、まだまだ「基本的に問題なく繋がる」の基本的という言葉が不安ですよね?WiMAXは利用可能エリアがご自身で簡単に調べられますのでご紹介します。

WiMAXの利用可能エリアは、各プロバイダの公式サイトにある日本地図を利用した「サービスエリアマップ」や、住所から検索する「ピンポイントエリア判定」を利用して確認できます。「ピンポイントエリア判定」は特定の場所ごとにエリアを「◯」「△」「×」でWiMAXを利用できるか判定できます。この判定が「〇」であれば基本的には快適にWiMAXを利用できます。

ピンポイントエリア判定

WiMAX利用エリアは年々拡大し、人口カバー率は99%となり日本国内であれば基本的にどの地域でも利用できます。しかしながら利用場所によっては利用ができなかったり通信が不安定になってしまったりすることもあります。主に地下であったり山間部などの人口が少ない地域は現在もエリア外になっている地域がありますので注意してください。

もし電波の繋がりが悪いときは「5GHz」に周波数を変えよう!

ここからは電波の強さと繋がりやすさをアップする「裏技」のご紹介です。

意外と知らない方が多いのですが、WiMAXの周波数は実は2種類あって簡単に切り替えることができるんです。この周波数の切り替えによって電波の強さと繋がりやすさを変更できてしまうのです!

「周波数って何?」と思われる方も多いかと思いますので、ここでは理解すべきポイントを簡単にお伝えします。

WiMAXの周波数は、「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があります。※GHz=ギガヘルツ

WiMAX端末の基本設定は「2.4GHz」になっており、WiMAX購入後は特に変更せず「2.4GHz」のままにしておけば家の中でも外出時でもどこでも使えるので、基本そのままの設定で問題ありません。

しかし、室内に限り「5GHz」に切り替えると、何と「2.4GHz」より通信速度がかなり速くなり、電波の繋がりも良くなります!ですので、室内での利用はおすすめです!

5GHzに変えると何で速くなるの?

シンプルに説明すると、「5GHz」って「2.4GHz」の約2倍ですよね。これはつまり速度も2倍程度になっていると理解して頂いて問題ありません。ストローも1本で飲むより2本で飲む方が多く速く飲めるのと同じようなことになります。

2.4GHzの特徴

2.4GHのメリット

周波数の特長として、壁などの障害物に強く、電波が障害物を回り込んで飛ぶため、電波が遠くまで届きます。
外出時の街中や電車、お店や部屋の中でもどこでも利用できます。

2.4GHのデメリット

「2.4GHz」の電波は、WiMAXだけではなく、テレビや電話機、電子レンジやオンラインゲーム機など様々な機器から同じ電波が飛んでいます。
そのため、「2.4GHz」の電波が混雑することがあり、WiMAX電波が繋がりにくくなることがあります。

2.4GHz

5GHzの特徴

5GHのメリット

WiMAXだけに使用されている周波数のため、他の機器からの電波に阻害されることがなく、非常に繋がりやすく通信速度も安定します。
「2.4GHz」よりハッキリと通信速度が速くなると感じることができます。

5GHz

5GHのデメリット

壁などの障害物に弱く、電波が遠くまで届きにくいです。
「5GHz」は電波干渉の少ない、室内での利用に特化した周波数となります。

まとめ

WiMAXをより快適に利用する方法は伝わりましたでしょうか?

WiMAXの「5GHz」は、現在販売されているどの機種(W06・WX05・HOME01・HOME L02)でも使えますので、是非使ってみてください。室内ではビックリするほど速さを感じられると思います!

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