ドコモやau、ソフトバンクなどのスマホプランでは、自分の設定したプランに応じて、決められた通信量の範囲で使うことになります。2GB、5GB、20GBなどプランは様々ですが、これらのデータ量を上回ってしまった場合は速度制限にかかってしまいますよね。
スマホのデータ容量が少ないので、もっと通信容量を増やしたいと考える人も多いのではないでしょうか？そんな方は、WiMAXを契約すれば、通信容量を大幅に増やすことが可能です。
ただ一つ注意しなければならないことがあります。それは、WiMAXにも3日間10GBの制限があるということ。WiMAX「ギガ放題」という月額容量が無制限のプランがありますが、3日間で10GB以上利用すると、スマホと同じように速度制限がかかってしまいます。
とはいえ、スマホの速度制限とWiMAXの速度制限は大きく異なりますので、内容を説明させていただきますね。
まず、スマホで月間容量を超えた場合は、超えた時から月末までの間ずっと速度制限がかかります。しかも、速度は128Kbpsとかなり厳しく制限されます。これは、普通にインターネットを使ってWeb閲覧をする場合でも、ストレスがかかってしまうほどの速度だということを理解しておきましょう。
それでは、WiMAXにおける3日10GB制限ってどのようなものなのでしょうか？
簡単に言うと、データを3日間の間で極端に使いすぎた場合のみ、一時的に緩やかな速度制限がかかるというものになります。具体的には、3日間続けて高画質のYouTubeなどの動画を長時間続けて視聴し、3日間で10GB以上使用してしまった場合、翌日の18時〜2時の間のみ、最大で1Mbpsというかなり穏やかな速度制限がかかる、というものです。つまり、速度制限がかかったからといって、インターネットが全く利用できなくなるということではありませんし、制限も限られた時間となりますので、WiMAXにおける速度制限については、そこまで大きな心配をすることはありません。
WiMAXを利用していく中で、速度制限はなるべく避けたいところ。WiMAX利用時に速度制限にかからない方法はどのようなものがあるでしょうか？
3日間で10GBを超えなければ、速度制限がかかることはありません。 一日あたり平均で、3GBを目安にインターネットを利用すれば、10GB以上になることはありません。
それでは、3日間合計で10GB以上のデータ通信量となるのは、WiMAXでどの程度インターネットを利用した場合でしょうか？ UQWiMAXのホームページでは、データ利用量が10GBの目安となる例が掲載されています。 例えば、YouTUBEを毎日超高画質で2時間ずつ見た場合でもWiMAXの通信量は3日間で10GB以上超えないことがわかると思います。
3日間合計で10GB以上の通信量となることは稀ではありますが、例えば１日に何時間も超高画質のYouTUBEを連続再生することがある人にとっては注意が必要です。 これらを踏まえて、１日の通信量の目安を把握した上で、インターネットを利用すれば速度制限を気にすることなく快適に利用することができます。
WiMAXで3日間10GBの通信量を超え、速度制限となってしまった場合どのようなことができるのでしょうか？ 次の5つのケースについて見ていきます。
ネット検索は一般的に、GoogleやYahoo!を利用する場合が多いと思います。 結論から言うと、速度制限によって若干の遅さを感じるものの、問題なくネット検索ができると言えます。webページの画像の表示については、多少タイムラグが発生することもありますが、総じて問題なく利用できると言えるでしょう。
YouTubeは比較的通信量がかかるイメージがある人も多いのではないでしょうか？一言にyoutubeといっても、画質によってデータ通信量は異なります。 超高画質や高画質（HD）を除けば、再生することは可能です。
ここでは、スマホゲームを例にとって説明します。 WiMAXで速度制限がかかった場合でも、基本的には問題なくプレイすることが可能です。 ただし、高グラフィックのアプリやオンライン対戦型のゲームアプリに関しては、大量にサーバーと通信を行うため、プレイ自体が難しい場合がありますので注意しましょう。
スマホでSNSを利用する人も多いと思いますが、速度制限の影響について解説していきます。
・Instagram：Instagramは昨今若者人気で、利用している人も多いと思います。 Instagramでは写真の表示がメインとなりますので、画像の読み込みに若干時間がかかってしまう場合があります。またストーリーという短い動画を再生する機能がありますが、こちらも読み込みに時間がかかってしまったり、画質が不安定になってしまったりすることがあります。速度制限下のInstagramの利用は、少々難ありというところでしょうか。
・Twitter：速度制限下においても問題なく利用することが可能です。
・Facebook：基本的には問題なく利用することが可能であると言われています。ただし、タイムラインの写真が遅れて表示される場合があるので注意が必要です。
漫画や雑誌などをスマホで読む人もいると思いますが、速度制限下では利用が可能なのでしょうか？ 結論から言うと、ダウンロードして読む場合、ダウンロード自体に時間が相当かかるため、利用することはほぼ不可能と言えます。
ただし、スマホ本体にダウンロードしている書籍に関しては、読むことは可能です。速度制限がかかっている間は、漫画や雑誌などのダウンロードはあきらめたほうが無難です。
いかがだったでしょうか？意外と3日間で10ギガという制限が不安要素にならないのと、制限がかかった後も特に問題なくインターネット通信を行えることが分かったのではないでしょうか？
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