2020年3月にWiMAXのサービスが停止になるというニュースを見て不安になった方も多いのでは?WiMAXのサービス停止について詳しくご説明していきます。
これからWiMAXを使いたいと思っている人の中には2020年3月でWimaxのサービスが終了すると聞いて心配になっている人もいるかと思います。ですが、結論から言えば全く心配しなくて大丈夫です。なぜなら、2020年3月で終了するWiMAXというのは今当たり前に使っているWiMAX2+ではなく、前の規格のWiMAXのサービスが終わるという話です。今使われているWiMAX2+が終わるという事ではないからです。ここを誤解してしまっている人が意外と多く、今使われているWiMAX2+のサービスが終わる事はないので全く問題ありません。このニュースを気にしている人の多くは今WiMAXを契約しても来年になったらWiMAXのサービス自体が終了してしまうのではという心配だと思いますが、そんなことはないので安心して今からWiMAXを契約していただいて大丈夫です。多くの人が心配しているのはせっかく契約してもすぐに使えなくなることを心配しての事だと思いますが、そういう事は全くないので快適に来年以降もWiMAX2+のサービスは使い続けることができます。
WiMAX自体のサービスは無くなりませんが、前の規格のWiMAXが使えなくなることにより、使えなくなる機種というのはあります。数が膨大すぎるので一部を紹介すると、モバイルルーターの場合、WMX-GWMR、AZ01MR、Aterm WM330R、Aterm WM3500R、Aterm WM3600R、Aterm WM3800R、URoad-5000、URoad-7000、URoad-9000、URoad-SS10、URoad-Aero、egg、Mobile Cube、Mobile Slimなどです。ホームルーターですと、WMX-GWBA、WMX-GW02A、Aterm WM3400RN、Aterm WM3450RN、URoad Homeが対象です。心配な方は下記を目安に、該当している場合は契約しているプロバイダに問い合わせてみてください。
・2年以上前にWiMAXを契約している方
・最近契約した方でも、キャンペーンで古い機種を買ったという記憶がある方
・WiMAX内蔵パソコン、タブレットを使っている方
サービス終了に伴い、完全に使えなくはならないけれど、一部機能が使えなくなるという機種もあります。使えなくなる機能は「ノーリミットモード」と「WiMAX自動切換えモード」です。それに該当する機種と、利用にあたってどのような影響があるのかをご説明します。
該当機種:HWD14、HWD15、NAD11、URoad-Stick、URoad-Home2+、URoad-TEC101
影響:WiMAX2+回線は、完全無制限ではなく、「3日で10GBの制限」または、ハイスピードプラスエリアモードでは7GBの制限が存在します。ノーリミットモードでは、プランに関わらず「WiMAX」回線での通信であれば、最大速度が13.3Mbpsと遅いですが、無制限で利用できるというモードでした。この機能は2020年3月をもって完全に使えなくなりますが、そもそも古い「WiMAX」回線は遅く、通信制限も「3日で10GB」と緩くなりましたので、使う必要もなく、心配はいらないでしょう。
該当機種:WX01、WX02
影響:WiMAX2+で繋がらなかった場合にWiMAXに自動で切り替えるという機能です。現行回線のWiMAX2+が普及する以前、古い回線のWiMAXのほうが範囲が広かったときに重宝していた機能です。2020年以降、自動で切り替わることはなくなります。現在はWiMAX2+の範囲のほうが広く、1年後となれば更にWiMAX2+の範囲は広がるので、全く問題ないかと思われます。
2020年3月に完全停波となるWiMAX。停波前にWiMAX2+回線へ乗り換えをする必要があるのですが、通常新規契約のほうが安いので、乗り換えるなら実質月額料金が最安になるプランをしっかり選んでください。
上記、比較表の通り、いま一番安いのはGMOとくとくBBです。
WiMAXプロバイダ各社は新規契約時に使えるキャンペーンをたくさん用意しています。これらを利用してお得に乗り換えしましょう。